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キッチンメーカーのショールームでは、自分の目で見て確かめることで、より具体的なイメージができます。ショールーム巡りのポイントを押さえた上でぜひ足を運んでみましょう。

キッチンショールーム訪問前の準備

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ショールームに足を運ぶ前に、事前に準備したいもの、当日の流れを確認しておきましょう。

事前予約の確認キッチンショールームは、予約をしなくても見学することができますが、リノベーションに必要な見積書の作成や細かいプランニングを依頼する場合は、事前に申し込みが必要になります。とくに土曜・日曜は混雑しやすいため、事前に予約をしておくと安心です。

また、新型コロナウイルス感染症の流行以降、常時予約制となったショールームもあります。念のため各メーカーの公式サイトなどで、ショールームの情報を事前に確認するようにしましょう。

同じ会社のキッチンショールームでも、店舗によって展示品が異なるため、気になる商品がある方は、予約時に確認しておくと当日もスムーズです。

まだリノベーションやリフォームのイメージが具体的ではない方や、「雰囲気を知りたい」という方はとりあえず最寄りのショールームへ訪れてみてください。実際の商品を見ることで、自分の理想のイメージを膨らませることができます。

当日の持ち物と服装

当日の持ち物としては、以下のようなアイテムを準備しておくと見学時に役立ちます。

・メモ帳や筆記用具
・メジャー
・物件の平面図や立面図
・自宅のキッチンや理想のキッチンなどの写真
・デジタルカメラやスマートフォン
・(普段使っている)スリッパ 
・大きめのトートバッグ など

物件の間取りに加えて、自宅のキッチンや理想とするキッチンの写真があると、担当者とイメージが共有しやすくなります。当日は大きめのトートバッグを持っていくと、資料も持ち帰りやすいでしょう。

またキッチンショールームに行くときは、必ずスリッパを持っていきましょう。ハイヒールやスニーカーなど、かかとがある靴では、キッチンの高さの感覚が実際と変わってしまいます。リフォーム後に「高さがちょっと違う……」とならないように、普段ご自宅で使っているスリッパに履き替えて高さをチェックしましょう。

ショールーム見学は想像よりも疲れるもの。立ったり座ったりするほか、靴を脱ぐ場面もあるため、スニーカーやパンツといった動きやすい服装で行くのがベストです。

優先順位を考える

キッチンショールームの見学は最低でも1〜2時間、じっくり相談したい場合は2~3時間ほど必要になります。

同じ日に複数のキッチンショールームを巡りたい場合など時間に制限がある方や、短時間で回りたい方は、ショールームで見たいものやキッチンで重視するポイントの優先順位をメモに書き出しておくのがおすすめ。担当者さんにメモを渡すことで、優先順位を踏まえてショールーム内を案内してもらえます。

もしくは、予約時にどのぐらいの時間で見学したいかを伝えるのもおすすめです。

キッズスペースや駐車場の有無

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キッチンショールームの見学は長い時間がかかるため、お子さんを連れて行く場合はキッズスペースがある場所を選ぶのがおすすめ。落ち着いて見学に臨むことができます。

またショールームに車で行く場合は、駐車場があるかも確認したいポイントです。店舗によっては駐車場がないところもありますが、近隣の提携駐車場であれば料金がサービス・割引になるケースも。どういった対応が必要になるのか、ショールームのウェブサイトで確認しておきましょう。

キッチンショールームでの確認事項

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自分が導入したい設備がそのシステムキッチンに対応しているか

システムキッチンの種類やグレードによって、選べるオプションが異なります。ウォールユニットやビルトイン食洗機など、自分が導入したい設備が対応しているかを確認しましょう。

欲しい設備が対応していなかったとしても、いくつか代替案を提案してくれることもあります。どういった機能・設備が欲しいのか、担当の方にきちんと伝えることが大切です。

面材や天板といった素材の質感

選ぶ素材の質感を実際に見ることで、イメージがより具体的になります。キッチン扉や天板は、面積が大きいため視界に入りやすく、キッチンはもちろんお家全体の印象に大きく関わる重要なパーツです。

以下、パーツごとのチェックしたいポイントを紹介します。

キッチン扉・取っ手

カラーや柄が豊富なシートタイプや、素材のあたたかみを感じる無垢材の扉など、さまざまな種類があるキッチン扉。素材はステンレス、メラミン化粧板、木、ホーローの4種類が主流になります。

面積的にもキッチンのなかで占める割合が大きく、サンプルを見て良いと思った色味もキッチン全体に広がると印象が変わります。自宅にある状態をイメージしながら確認しましょう。

また、キッチン扉は取っ手によっても印象が変わります。扉の上部に一直線で付いている「ラインタイプ」のほか、タオルや布巾をかけられる「ハンドル・バータイプ」など、デザインはもちろん使い勝手の良いものを見つけてみてください。

ワークトップ(天板)

ワークトップ(天板)にはステンレス、人造大理石、人工大理石、メラミンといった素材が主に使われています。それぞれ耐水・耐熱・耐久性といった機能性に違いがあり、メーカーによってラインナップや、強みを持っている素材が異なります。

デザインやお手入れのしやすさなど選ぶときの基準を考えておくと、担当者から自分に合った素材を提案してもらいやすくなります。

なかには、システムキッチンのシリーズによって選べる素材が決まっている場合もあります。気になる素材がある方は選ぶことができるか、担当者に聞いてみましょう。

キッチンの高さ・奥行き

キッチンの高さは、80cm、85cm、90cmといったサイズ展開が多く、85cmを標準値として採用しているメーカーが多いです。システムキッチンのシリーズによっては、より細かい高さに調整可能なものもあります。

理想的なキッチンの高さは「身長÷2+5cm」と言われています。自分にとって使いやすい高さがどれくらいか、スリッパを履いて確かめてみてください。

システムキッチンのワークトップの奥行きは65㎝が一般的で、スペースを節約したい方はコンパクトな60cmも用意されています。キッチンをどのように使いたいかを踏まえて最適なサイズを考えましょう。

通路幅と家事動線

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システムキッチンのみ入れ替える場合、キッチンの奥行きを深く(広く)すると通路幅が狭くなってしまいます。1人で調理をするなら90cm前後、2人で調理をするなら120cm前後を目安に通路幅を確保できるとベストです。

また、シンク下の引き出しやカップボードといったキッチン収納の開閉、中身の出し入れがスムーズにできるかも意識したいポイント。実際に調理するときの家事動線を考えて、アイテム選び・プランニングをすると、使い勝手の良いキッチンに仕上がります。

日々のお手入れ、メンテナンス方法

近年のシステムキッチンは、排水口とシンクの継ぎ目がなくて日々の掃除が簡単になっているものが増えています。その他にも様々な機能が謳われていますが、実物を見てみることで自分に必要な機能かを判断できます。

ショールームでは、メンテナンスがどのくらい簡単か分かる展示をしているところもありますので、普段のお手入れはもちろん、修理が必要なタイミングや故障した時の対応も確認しておくと安心です。

キッチンショールーム訪問時の注意点

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実際に見て、触れることでさまざまな発見ができるキッチンショールームですが、環境が違うため家とは違って感じることも。ショールームでは次のようなことに注意しましょう。

キッチンのサイズ感

キッチンショールームは天井が高く、家よりも広い空間に展示されているため、大きなキッチンも小さく感じられます。事前に自宅の設備を測り、家に置いたらどの程度のスペースが必要になるかを考えつつ、サイズ感を捉えましょう。

色味、明るさ

キッチンショールームは、キッチンが美しく見えるようにライトアップされています。そのため、自宅では思っていたより暗くみえたり、色味が違って見えたりすることもあります。自宅の照明環境を想定して、どのように見えるか想像してみましょう。