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日々の暮らしを彩る、毎日の料理。食べるときだけでなく、作る過程も楽しくしたいですね。キッチンで頻繁に使い、ひときわ目立つ存在なのが「水栓」ではないでしょうか。調理にも片付けにも使うからこそ、リノベーションで力を入れて選びたいパーツです。

今回は、水栓の費用やさまざまな機能、おすすめの水栓まで幅広く紹介していきます。浄水器にもフォーカスしているので、水栓と一緒に検討してみてくださいね。

水栓の費用を決めるのは「金具」と「工事費用」

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キッチンの水栓にかかるトータルの費用は、「水栓金具」と「工事費用」によって決まります。水栓金具は1万~20万円と、スペックや輸入品かどうかによって大きく変動。工事費用は、1万~1万5千円ほど。気になる水栓は、設置費用も含めて業者に問い合わせるのがベストです。

まず知っておきたいのは、水栓のタイプ。「単水栓」と「混合水栓」があります。単水栓とは、水かお湯のどちらか一方を吐出するタイプの水栓です。「混合水栓」は、水とお湯が混合されて1つの蛇口から吐出されるタイプ。現在のキッチンをベースにリノベーションをする場合、既存の水栓がどちらのタイプか確認する必要があります。

何を基準に選ぶべき?水栓の費用相場と種類

実際に水栓を探す段階に入ると、種類が多くて選びきれないのが正直なところ。直感で決めるのもいいですが、後になって「こうすればよかった…」と後悔しないためにも、しっかり吟味したいですよね。

たくさんの種類がある水栓を選ぶには、毎日の料理時間やこれから作りたいキッチンのイメージを膨らませて、どの基準で選ぶかを明確にすることが大切です。今回は、自分らしいキッチンにするための3つの選び方をご紹介します。ライフスタイルに合う決め方を見つけてみてくださいね。

1.機能で選ぶ

毎日を忙しく過ごしている人やキッチンで過ごす時間の長い人にとって、「使いやすさ」はおさえておきたいポイント。最近は高機能なものがたくさん出ているので、メーカーのホームページを見ながら優先したい機能を探すのも選び方のひとつです。例えばこのような機能を搭載した水栓があります。

・ハンドシャワー付きで、シンクの隅々まで掃除が簡単
・センサー付きで、水栓に触れることなく水を出せる
・音声を認識して水を出せる

日々の生活を通して、「こんな機能が欲しかった!」と思えるものがあれば選択肢に取り入れてみましょう。

2.デザインで選ぶ

使いやすさもさることながら、わくわくするようなキッチンにしたいなら、デザインを基準に水栓を選ぶのがおすすめです。例えばペニンシュラタイプやアイランドタイプのように“見せる”キッチンでは、水栓はひときわ目立つパーツなので、納得するものを取り付けたいですよね。主に、次のようなデザインがあります。

・ストレートタイプ

蛇口がまっすぐに伸びているデザイン。シンプルでさまざまな機能が搭載されているものが多く、根強い人気があります。価格も比較的リーズナブルです。

・グースネックタイプ

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名前のとおり、曲線的なデザインが特徴です。シャワーヘッドを自由に動かせる機能やセンサー機能が備わったものがあります。設置するだけで、まるで海外の家のような高級感あるキッチンに。

・フレキシブルスパウトタイプ

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グースネックとの違いは、ホースがむき出しになっているところ。ホースの可動域が大きく、シンクのどこへでも水を吐出できます。個性的なデザインのものが多く、楽しく選べそうですね。

・L字タイプ・U字タイプ

L字タイプは水栓の形状がアルファベットのLに似たもので、その蛇口の先が伸びているものがU字タイプです。吐水位置が高いため、水しぶきによる汚れを防げたり、高さのある鍋に水を入れやすかったりするメリットがあります。

3.浄水器ビルトイン型で選ぶ

安全な水を使いたいけれど浄水器の後付けに抵抗がある人は、もともと浄水機能が備わった浄水器ビルトイン型の水栓に絞って選ぶのがおすすめです。メリットは、デザインと浄水機能が両立できること。一方のデメリットは、導入費用が大きくなってしまうことが挙げられます。

水栓と一緒に取り付けたい、浄水器の種類と費用相場

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一口に浄水器といっても、実は3種類の設置方法があるんです。

1つ目は据え置き型で、本体をシンク横に設置するタイプ。導入費用はおよそ1万~10万円ほどです。

2つ目は取り付け型で、水栓の先端にろ過装置を取り付けて設置します。数千円ほどと、導入費用を低めに抑えられることが特徴です。水栓の種類によって非対応の浄水器があるので確認しましょう。

3つ目はビルトイン型で、水栓の中に浄水器が収まっているタイプです。これは他2つと比べ、導入費用が少し高め。すっきりした見た目を追求するなら、ビルトイン型がおすすめです。

いろいろな角度から検討したい!タイプ別おすすめの水栓

水栓と浄水器の選び方を把握したところで、ここからはぴったりの水栓を探していきましょう。まずは、日本で取り扱いの多い水栓メーカーをリストアップしました。一度、各社のHPを見てみることで、自分の理想の水栓をイメージしやすくなりますよ。

TOTO
LIXIL
クリナップ
パナソニック
KVK
タカラスタンダード

その上で、今回はたのしいキッチンがおすすめする水栓をご紹介します。機能、デザイン、浄水器の3つの角度から選んだので、キッチンに取り入れる参考にしてみてください。

1.機能重視で選ぶなら

・TOTO 台付シングル混合水栓(タッチスイッチ・ハンドシャワータイプ)

こちらの水栓はハンドシャワー付き。ホースが伸びるので、シンクの掃除がぐんと楽になります。先端のタッチスイッチを手の甲や手首でタッチするだけで水の出し止めも可能。両手がふさがっていても水を使えます。

・SANEI AK8731JVS2-13

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最先端の音声認識機能が付いた水栓です。スマートスピーカーGoogle Home及びAmazon Echoと連動し、声に反応して水の吐出を操作できます。何かを持っているときや手が離せないときに重宝しますね。

声で指示すれば、水の分量を計算して吐出してくれる機能もあり、計量する手間を省けるんです。シャワーヘッドを自由に動かせるので、野菜を洗うときもスムーズ。料理中の強い味方になってくれそうです。ホームページにある動画から、使い方やサイズ感をイメージできます。

2.デザイン重視で選ぶなら

・セラトレーディング株式会社 VOLA VLKV1CDX-16 キッチン用湯水混合栓

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セラトレーディング株式会社は、ヨーロッパブランドを中心に世界の最新水まわり商品を輸入・販売する会社です。デザインと品質にこだわった商品を、数多く取りそろえています。東京・大阪にショールームがあるので、実際に足を運んでみるとイメージが掴みやすそうですね。

今回紹介しているデンマーク・VOLA社のVOLAシリーズは、カラーバリエーションが豊富なのが嬉しいポイント。画像のカラーのほか、マットブラックやホワイトなど全15色から選べます。デザインは北欧デザインの巨匠アルネ・ヤコブセンによるもの。シンプルなフォルムと主張しすぎない存在感で、キッチンを洗練された空間にしてくれます。

・GROHE MINTAシリーズJP300401

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ドイツ発のメーカーGROHEが展開するMINTAシリーズは、モダンながらもどんなキッチンにも馴染むデザインが特徴です。吐水口が高い位置にあるので、鍋に水を入れたり花瓶の水を入れ替える際など、使い勝手にも優れています。

MINTAシリーズにはさまざまな形・機能があるので、自分の理想に合わせて選べるのが嬉しいですね。今回紹介しているのは、スマートな印象で水栓周りのスペースも広くとれるL字型です。

・Matilda MA006C14K-CP

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ヨーロピアンアンティークを得意とするMatilda水栓です。まるで海外の家のようなキッチンに。蛇口の形がかわいらしく、ラグジュアリーな雰囲気になります。カラーの取りそろえがあるのも嬉しいですね。

・DELTA 64221LF-BL

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特徴的なデザインで、水栓のボディをタッチするだけで水を出したり止めたりできるスマートテクノロジーの衛生的なタッチ水栓です。

ロッキーズコーポレーションが開発したACアダプターと乾電池式を併用する事で電池交換も少なく停電でも作動する世界初のテクノロジーです。デザインはもちろんのこと、シャワーヘッドが自在に動かせるため、機能面も充実しています。

デルタ社は、クラシカルなものから洗練されたデザインまで幅広い商品を取りそろえる、アメリカの国民的ブランドです。このブリゾは、デルタ社のハイエンドモデルとして確立されたブランドにあたります。最先端のセンサー機能がついた水栓もあるので要チェックです。

3.浄水器一体型(ビルトインタイプ)にしたいなら

・TOTO 台付シングル混合水栓 GGシリーズ(浄水器兼用混合水栓<ハンドシャワー・吐水切り替えタイプ>)

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こちらもホースの引き出しが可能なシャワーヘッドと浄水機能が備わった水栓です。継ぎ目が少ないので掃除が楽で、シンプルで主張も少なく、とても人気のある商品です。

4.その他

・TOTO シングル混合水栓 GGシリーズ

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もっともシンプルな水栓です。機能を一切省く代わりに価格はかなりお手頃。操作の簡単さが最優先で、水栓への大きなこだわりがない場合におすすめの商品です。

今回ご紹介したように、デザイン、機能など、水栓を選ぶ際にチェックしたいポイントはたくさんあります。選ぶときにこだわればこだわるほど、その分愛着が生まれるかも!使っていて嬉しくなるような水栓を探してみませんか。