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「料理は楽しいけれど、片付けはちょっと……」と後回しにしてしまいがちな食器洗い。ガンコな汚れがなかなか落ちず、想定よりも時間がかかってしまった、なんてこともあるかもしれません。

そんなお悩みを解決してくれるのが食洗機。時間短縮になるだけではなく、いつもの生活にちょっとした余裕を生み出してくれます。

そこで今回は食洗機の種類と、選び方をご紹介。自分の生活スタイルにぴったりのものを見つけて、キッチンで過ごす時間をさらに心地よく楽しいものにしてみませんか。

どんな違いがあるの?食洗機の種類について

食洗機は、大きく分けて2種類に分けられます。キッチン周りに置く「据え置き(卓上)タイプ」とキッチン下に収まる「ビルトインタイプ」です。それぞれの特徴を確認していきましょう。金額はメーカーによっても変わるので、事前にメーカーに確認できると安心です。

ビルトインタイプ 据え置き(卓上)タイプ
サイズ 4人~6人用など(幅45cm・幅60cmが主流) 1人暮らし用からファミリー用などさまざま
ドアの開き方 スライド式・前開き式 前開き式・上開き式
本体価格 約10~20万円(国内メーカー)約20~40万円(海外メーカー) 約3~7万円
設置(工事)にかかる費用 約3~5万円 約5,000円~1万円

ビルトインタイプ

ビルトインタイプは、システムキッチンに設置する食洗機です。キッチンカウンター下のキャビネット、またはシンク下に取り付けます。食洗機と聞くと、こちらのタイプを思い浮かべる方が多いかもしれません。

ビルトインタイプは容量が大きく、主なサイズは幅が45cmと60cmの2種類。ドアの開け方は引き出しのように開けられるスライド式と、扉が前に倒れる前開き式があります。日本では国産メーカーの製品のほとんどで採用されているため、45cm幅の、スライド式が設置されていることが多いです。

ビルトインタイプは閉めてしまえば露出せず、すっきりした印象になるため、キッチンを好みの空間に仕上げやすくなります。据え置きタイプよりも静音性に優れているものが多く、遅い時間に利用したい方にもおすすめです。

デメリットとしては、据え置きタイプよりも費用が高いことが挙げられます。本体価格に加えて設置工事が必要になるため、国産メーカーであれば約10~20万円ほど、海外メーカーであれば約20~40万円を相場として考えておきましょう。

メリット

・キッチン周りがすっきりとした印象になる
・据え置きタイプよりも静音性が高い

デメリット

・設置工事が必要になるため、費用が高い

据え置きタイプ

据え置きタイプの食洗機は、キッチンカウンターやシンクの上に置いて使います。食洗機と水栓をつなげるための工事が必要になりますが、その工事費用を含めてもビルトインタイプよりも安いことが特徴です。サイズも1・2人用から5・6人用まで幅広く、賃貸物件に住んでいる方でも導入しやすいでしょう。

このタイプはキッチン上に設置するため、食洗機用のスペースを確保する必要があります。ドアの開き方は「前開き式」と「上開き式」がありますが、どちらもスムーズにドアの開閉ができるか、設置スペースの大きさを確認しておきましょう。できるだけ狭いスペースに設置したい方は、前開き式がおすすめです。

また、洗浄時にキッチンの天板に振動が伝わりやすく、音が気になってしまうことも。据え置きタイプの場合は、静音性もチェックしておくと安心です。

メリット

・費用が安い
・サイズ展開が幅広い
・賃貸物件でも取り入れやすい

デメリット

・設置スペースを確保する必要がある
・ビルトインに比べると静音性が低い

忘れずにチェックしたい。食洗機を選ぶときのポイント

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ビルトインと据え置き、それぞれの特徴を踏まえた上で実際に食洗機を選ぶとき、どういった点に気をつけたらいいのでしょうか?ヒントは、自分の生活スタイルを想像することです。ここでは、食洗機を選ぶときに押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

サイズ・容量には余裕を持たせて

食洗機には2~6人用までさまざまなサイズがありますが、少し余裕のあるサイズがおすすめです。

サイズが小さいものを選んでしまうと、食器は入るものの調理器具が入らない場合があります。大型の調理器具をよく使う方は、食器と一緒に洗えるスペースがあるかどうか、チェックしておきましょう。

また、容量を少し大きいものにすれば、2食分、時には1日分をまとめて洗えることも。1食分以上の食器を入れられれば、忙しい日でも洗う手間が省け、時間短縮になります。

静音性が高いものなら、時間を気にせず使える

購入した食洗機をいざ使ってみたら、音が響いてしまって使えない……なんてことにならないよう、静音性も確認しておきたいポイント。運転音が35〜45dbほどの製品であれば、図書館の中のような静かさです。

近年は静音性の高い製品が多いため、騒音として感じにくい食洗機が増えていますが、以下の場合はより静音性が優れたものを選ぶとよいでしょう。

・マンションなどの賃貸物件に住んでいる方
・食洗機を壁側に設置したい方
・食洗機を夜中に使いたい方

設置場所を変えることによって音の響きやすさが変わる場合もあるため、設置する前に確認しておくと安心です。

生活スタイルを踏まえた機能

食洗機には洗浄・乾燥などのほか、汚れの程度に合わせて洗浄力を調整できるものや、除菌・消臭など便利な機能が付いているものがあります。自分が実際に使うときのことを考えて、機能をチェックしましょう。

たとえば、食器の量が少ないときには少量モード、汚れがある程度落ちているものであればスピードモードを。エコモード機能が付いているものであれば、節水・節電になります。

どんな機能が付いているのか、どんな機能があったら嬉しいか、自分の生活スタイルにあったアイテムを選びましょう。

使いやすさ重視。ビルトインタイプのおすすめ

ここからはおすすめの食洗機をご紹介します。先ほどの食洗機を選ぶときのポイントを踏まえて、使い勝手のよいものをピックアップしました。まずは、ビルトインタイプから見ていきましょう。

三菱電機 EW-45R2S

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三菱電機の45R2シリーズは、基本機能を備えたベーシックなモデルです。食器かごが色付けされており、種類ごとに入れる位置が一目でわかります。

40db以下の低騒音設計が標準装備されており、洗浄中の運転音が気にならず、いつでも気がねなく使えます。マンション住まいの方でも取り入れやすい食洗機です。

Miele 標準ドア装備タイプ(SCU)

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ドイツの家電メーカー・Miele(ミーレ)。日本での海外製食洗機において、トップシェアを誇ります。
その魅力は収納力の高さ。Mieleの食洗機には45cmと60cm幅がありますが、同じサイズでも日本製のものと比べ収納量が多いです。小さい45cmタイプでも7~9人分ほどの食器が入ります。

また、洗浄力も見逃せません。通常の食洗機では上下に洗浄ノズルがありますが、Mieleでは上下段に加えて、中段の3か所に付いています。しつこい汚れも洗い落としてくれますよ。

狭いキッチンでも使える。据え置きタイプのおすすめ

続いて、据え置きタイプです。据え置きタイプの場合、サイズや機能性に加えて、設置場所も工夫できるか、という点も選ぶときのポイントになります。

パナソニック プチ食洗 NP-TCR4

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パナソニックの据え置きタイプの食洗機には、ファミリー向けの「レギュラータイプ」と少人数向けの「プチ食洗」のシリーズがあります。NP-TCR4はプチ食洗のシリーズです。

注目したいのが収納力。横が約47cm、縦が約30㎝という水切りかごのようなサイズのため、狭いキッチンにもスッキリ収まります。

洗浄機能には軽い汚れを洗える短時間のコースのほか、熱に弱いプラスチックも洗えるコースも。お子さまがいる家庭にも嬉しい機能です。

「あとでまとめてやろう」と溜めてしまいがちな食器洗い。キッチンに食洗機を導入することで手間が省けるので、忙しい日々のなかでも穏やかな時間を生み出してくれるでしょう。

どちらのタイプがよいか、どんな機能があると嬉しいか、キッチンでの理想の過ごし方をベースに考えて、自分に合うものを選んでみてくださいね。