フレームとワークトップというシンプルな構成のフレームキッチン。必要最低限の機能をギュッと詰めたフレームキッチンは、調理のしやすさはもちろん、デザイン性の高さも魅力的です。

リノベーションを考えている方であれば、他のキッチンとどういった違いがあるのか、気になりますよね。

今回はそんなフレームキッチンの特徴をご紹介します。デザイン例や費用相場も取り上げているので、リノベーションのキッチン選びの参考にしてみてくださいね。

![目次]()

フレームキッチンとは?

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フレームキッチンとは、フレームとワークトップで構成されるキッチンを指します。

もともとプロの厨房で使われていたため、余分なものを省いて、必要な調理機器だけを使いやすいように配置でき、調理に特化したものになっています。また、素材感が分かりやすく、自分好みにアレンジしやすいデザイン性の高さも魅力になります。

基本的にはフレーム・ワークトップともにオールステンレスのキッチンが多いですが、フレームはスチール、ワークトップは木材などを使っている種類もあります。

フレームキッチンのメリット

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調理のしやすさを追求したデザインのフレームキッチンには、どんなメリットがあるのでしょうか?それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

スタイリッシュなデザイン性

フレームキッチンは、最小限の調理機器のみに絞られているため、見た目がシンプルでスッキリしています。

また、フレームやワークトップに使われている素材によって印象が異なるため、お部屋の雰囲気にあったキッチンを選べるでしょう。オールステンレスの場合、清潔感や高級感のあるキッチンに。ワークトップに木材が使われている場合は木の温かみも残しつつ、モダンな雰囲気に仕上がります。

掃除がしやすい

開放感のあるデザインが特徴のフレームキッチンは、掃除がしやすい点もメリットになります。

収納用のパネル等があってもその下が空間になっているため、キッチン下も掃除機やフローリングワイパーなどで簡単に汚れをとることができます。通気性も良いので、カビも発生しにくいでしょう。

また、ステンレス素材が使われているタイプであれば、汚れや臭いもつきにくいので、衛生面が気になる方も安心して使えます。

横に広いキッチンが作りやすい

フレームキッチンは、横に並べるようなI型のレイアウトを得意としています。キッチン対応間口は225㎝ほどのものもあれば、367.5cmまで選べるものもあり、横に広いキッチンを作りたい方におすすめです。

また、コンロやシンクの位置も変更しやすいのも特徴のひとつ。家事動線を考えたレイアウトに変更しやすい点も人気の理由になります。

メーカーによっては、I型のほかにペニンシュラ型やL型といったタイプのフレームキッチンもあるので、間取りに合うものを選べますよ。

収納などの組み合わせの自由度が高い

フレームとワークトップがベースで構成されているフレームキッチンは、収納を含めたキッチン周りのアイテムを自由に組み合わせられます。

キャビネットやワゴンのほか、食洗機を取り付けることも可能です。収納部分に自分のお気に入りのアイテムを取り入れることもできます。

フレームキッチンはオプション機能をうまく活用することで、必要な機能は保持しつつ、自分好みのキッチンを作りやすいでしょう。

フレームキッチンのデメリット

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デザイン性や機能性でさまざまなメリットがあるフレームキッチンですが、デメリットもあります。選んだ後に「知らなかった!」と後悔しないように、デメリットも確認しておきましょう。

傷がつきやすい

ステンレス素材が使われることが多く、傷がつきやすいと言われてます。お手入れする際は、目の粗いスポンジやたわしで洗わないようにしましょう。重いものや固いものをぶつけてしまうと、表面に凸凹ができてしまうことも。

ただ、最近はステンレス素材を採用していても、傷がつきにくかったり目立ちにくかったりといった加工がされているものも増えてきています。傷つきやすさが気になる方は、どういった加工がされているか確認しておくと安心です。

キッチン周りをキレイにしておく必要がある

フレームキッチンは構造がシンプルなため、他の種類のキッチンよりも見える部分が多いです。シンクやコンロ下の収納部分も見える状態になるため、綺麗に整理しておく必要があります。

オプション機能のなかには、収納部分を見えにくくするスリットを設置できるものもあります。自分で収納グッズを買って統一感を出せるのも魅力ですが、常に見える状態が気になる場合は、何らかの工夫が必要になります。

取り付けられる機器に制限がある

無垢材が使われているフレームキッチンの場合、取り付けられる加熱機器に制限があります。

基本的にはカタログに掲載されているものから選ぶので、取り付けたいと思っていた機器が取り付けられない、という可能性も。加熱機器の設置に制限がないか、確認しておくようにしましょう。

メーカー別!デザイン性が高いフレームキッチンを紹介 

フレームキッチンの特徴を紹介してきましたが、実際にどんなデザインがあるか気になりますよね。

ここからは、各メーカーのフレームキッチンをご紹介します。費用相場もまとめているので、気になるキッチンがないかチェックしてみてください。

【WOODONE】ユニットを組み合わせて作るフレームキッチン

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ウッドワンのフレームキッチンは、黒の鉄と無垢の木の棚板を組み合わせたスタイリッシュなデザイン。シンクや加熱機器などの独立ユニットと、調理・収納部分の連結ユニットを組み合わせて、自分好みの配置のキッチンを作れます。

カウンターには、オーク・ニュージーパインといった無垢材のほか、ステンレス・人大クオーツも選べます。水に強いタイプのウレタン塗装を重ね塗りしているので、耐水性もばっちりです。また、壁面収納や天井吊り下げタイプの収納と併せて使うのもおすすめです。

商品名:I型プラン
費用(メーカー参考価格):¥610,000(税抜み)
対応レイアウト:I型・P型・Ⅱ型
公式サイト:https://www.woodone.co.jp/product/item/housing/frame_kichen/

【サンワカンパニー】シンメトリーのような美しさのフレームキッチン

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サンワカンパニーのフレームキッチン「オッソ」は、オールステンレス製。必要最小限の機能に絞られたキッチンは、シャープな印象を与えてくれます。

一般的なキッチンだと掃除しにくいキッチンの足元も、隙間がしっかりあるので掃除しやすく、通気性も良いです。汚れに強いというステンレスの特徴と相まって、キッチン周りを清潔に保つことができます。

オプションではシンクのデザインを変更したり、左右前後にパネルを追加できたりといったアレンジも可能です。

商品名:オッソ(アイランド型、ペニンシュラ型)
費用(メーカー参考価格):¥306,720(間口255cm・食洗機なし)(税込)
対応レイアウト:ウォール型・アイランド型・ペニンシュラ型
公式サイト:https://www.sanwacompany.co.jp/shop/series/S0110/

【永大産業】業務用キッチンのようなデザインのフレームキッチン

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永大産業の「ゲートスタイル」もオッソと同様にオールステンレス製のフレームキッチンになります。自社工場で1本1本手作業で仕上げることで、ステンレスが持つ機能・デザイン性を最大限に引き出しています。

ワークトップはフラットタイプのほか、水返しがついている段押し形状があり、水が床にこぼれてしまうのを防ぎます。柄も3種類あるため、同じステンレスでも見た目の印象が異なります。

また、キャビネットやワゴンをプラスして収納量をアップさせることもできます。大容量かつデザイン性にも定評がある「ミーレ」製の食洗機を設置することも可能です。

商品名:ゲートスタイル(I型/標準プラン)
費用(メーカー参考価格):
間口255cm・食洗機なし  ¥798,300~ (税抜)
間口255cm・食洗機付き  ¥1,041,300~ (税抜) 
対応レイアウト:I型・フルフラット対面・アイランド・L型・Ⅱ型
公式サイト:https://www.eidai.com/product/kitchen/gatestyle/plan/

【東京R不動産】豊富な選択肢から選べるフレームキッチン

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Toolboxのフレームキッチンもオールステンレス製。選択できるオプションは最大で11項目あり、使う人にとって最適な設備を選べます。

どんな空間でも主張しすぎず、自然と馴染むのも魅力のひとつです。

また、toolboxでは1cm単位で幅のサイズオーダーができるオーダーフレームキッチンもあります。間取りの兼ね合いから既存のサイズが難しい方は、オーダーメイドを考えてみるのも良いですね。

商品名:ステンレスフレームキッチン、オーダーフレームキッチン
費用(メーカー参考価格):
ステンレス:¥288,000〜(税込)
オーダー:¥246,000〜(税込)
対応レイアウト:I型
公式サイト:https://www.r-toolbox.jp/service/%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%82%ad%e3%83%83%e3%83%81%e3%83%b3/

【無印良品×サンワカンパニー】無印のユニットシェルフを活用したフレームキッチン

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MUJI+KITCHENは、キッチンメーカーのサンワカンパニーと無印良品で開発したコラボキッチンです。

無印良品の定番アイテムでもある、ユニットシェルフをベースに、ステンレスのカウンター天板を搭載したフレームキッチンになります。棚板やパーツを自由にカスタマイズできるので、機能性と収納力もバッチリです。

また、無印良品のさまざまな収納アイテムを組み合わせられるのも魅力のひとつ。引出しやワイヤーバスケットなどのアイテムを追加することで、自分の使い方や収納スタイルに合ったキッチンに仕上げられます。

商品名:MUJI+KITCHEN ステンレスユニットシェルフ・キッチン
費用(メーカー参考価格):
独立タイプ(W2500・D670mm)・¥331,170(税込)
ユニットタイプ(W1650・D670mm)・¥294,690(税込)
対応レイアウト:ウォール型、アイランド型、ペニンシュラ型
公式サイト:https://www.sanwacompany.co.jp/shop/series/S0010/#tab3

自由度の高いフレームキッチンで自分の理想を叶えよう

収納や調理機器など、使う人によって必要なキッチン設備は異なります。フレームキッチンであれば、自分が一番使いやすいと思うキッチンをつくることができます。

また、メーカーによっても使われている素材や対応レイアウトもさまざまなので、ピッタリのキッチンを見つけられるでしょう。リノベーションを考えている方は、フレームキッチンをぜひ一度チェックしてみては