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キッチンで使いたい調理器具があるけど収納場所が足りない、時間が経つと物が散らかってしまう……。そんな経験、ありませんか?

調理器具や食器をしまうキッチン収納。株式会社LIXILの「キッチン会議」の調査によると、今の収納スペースでは足りないと感じる人は約60%、収納スペースに余裕がないと答えた人は約70%もいるそうです。キッチンの収納スペースが足りないと感じている人はこんなに多いんですね……!

多くの人が頭を抱えるキッチン収納の問題を少しでも解決に近づけるべく、今回は収納タイプ別に整理整頓のコツをご紹介します。収納のお悩みを解決して、キッチンでの時間をもっと自分らしく楽しく過ごしましょう。

対面式と壁付け式における収納力の違い

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アイランド型やペニンシュラ型など、キッチンのタイプはいくつかありますが、大きくは「対面式キッチン(オープンキッチン)」と「壁付け式キッチン」の2つに分けられます。

キッチンからリビングへの動線や、一緒に暮らしている人の顔が見えるといった理由から、近年は対面式を選ぶ人が多いようですが、一方で収納スペースについては壁付け式より少ないことも。

壁付け式のキッチンの場合、シンク下の収納に加えて上部にも収納できるため、収納スペースが確保しやすいんですが、対面式で上に棚がないオープンキッチンにする場合、収納スペースはシンク下のみなります。

上に吊戸棚をつけることもできますが、少し暗くなってしまったり、狭く感じたりすることも。対面式キッチンを選ぶ場合は、収納スペースを工夫する必要があるのです。

キッチンの収納タイプ別の特徴

対面式と壁付け式のどちらの場合でも、キッチンにおける収納は「扉・観音開きタイプ」と「引き出しタイプ」の2種類あります。各タイプの特徴を、メリット・デメリットを踏まえてチェックしてみましょう。

扉・観音開きタイプ

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昔ながらのキッチンに多い扉タイプ。なかでも両開きするタイプは「観音扉」と呼ばれています。

扉タイプの場合、内部は仕切りのない一体の空間になっているため、奥行き・高さに対して最大限の収納量を確保できます。

ただし、奥に何が収納されているのか見えづらい難点が。物を出し入れする際にかがむ必要があるため、料理する際の動作がひとつ増えてしまいます。

メリット

・収納量(容積)が多い
・さまざまなサイズの物が効率良く収納できる

デメリット

・出し入れするときにかがむ必要がある
・奥の物が取り出しにくく、何があるか見えにくい

引き出しタイプ

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もうひとつは、引き出しのようにスライドできる収納です。最近のキッチンは、引き出しタイプを採用しているケースが多いですね。

引き出しタイプは上から全体が見えるので、奥にある物も取り出しやすいです。扉式のようにかがむ必要もありません。デメリットとしては、内部にある程度の隙間が必要になるため、扉に比べて収納量が少ないことが挙げられます。

メリット

・かがむ必要がないため、取り出しやすい
・上から引き出しの全体が見える

デメリット

・扉式に比べると収納量(容積)が減る
・引き出しの上の空間がデットスペースになる

キッチン収納で押さえておきたいポイント

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きれいに収納したにも関わらず、なんとなくキッチンが使いづらいと感じるとき。もしかしたら物の置き場所が揃っていないことが原因かもしれません。

ここでは、キッチン収納でおさえたいポイントを紹介します。扉・観音開きタイプにも引き出しタイプにも共通するので、覚えておきましょう。

1.使う物と使う場所を近づけて配置する

料理のときに使いたい物は、使う場所に合わせて収納するようにしましょう。

調理の中心となる3つの場所、シンク・コンロ・作業スペースに合わせて大まかな置き場所を決めます。たとえば、まな板や包丁はシンク下に、コンロの近くにはフライパンや鍋、油といった調味料などを。

特によく使うツールは調理中にすぐに手に取れるようにすると、効率良く作業を進められます。余計な物をキッチンに置かない、使わない物は別の場所に片付けるのもおすすめです。

2.定位置を決める

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だいたいの配置がイメージできたら、物ごとに定位置を決めます。収納場所を固定すると、何がどれぐらいストックされているのか一目で分かります。ストックしている量そのものを見直すきっかけにもなるのです。

定位置を決めたら、使った後は必ず元の場所に戻しましょう。使っている収納アイテムにラベリングすることで、他の人が使ったとしても、どこに戻せばいいか分かりやすくなりますよ。

3.パントリー(食品庫)の見直し

食器や調理器具だけではなく、食品ストックの置き場所に悩む方は少なくありません。そこで、パントリー(食品庫)の見直しも重要です。

調理器具と一緒に収納すると、買い置きしていた食品がどのぐらいあるか、分かりにくくなってしまいます。缶詰やレトルト食品、調味料など、ストックしてある物を一目で把握できるようにしましょう。

そもそもパントリーがない方は、保存食を置ける場所がないか、スペースの確保を検討してみてください。

気軽に取り入れたいキッチン収納術

収納するポイントを把握できても、いざ自分でやろうとすると、どのように収納したらいいか迷ってしまいます。使いやすく、かつ綺麗に収納できたら嬉しいですよね。

そこで、キッチン収納のアイデアをタイプ別に紹介します。どれも取り入れやすいので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.扉・観音開きタイプ

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扉・観音開きタイプの場合、高さと奥行きをどのように活かせるかがポイント。

シンク下には収納ラックを使うのがおすすめです。排水管があったとしても、縦・横・奥行きの長さを測れば、サイズぴったりの棚を作れます。スライドできるボックスを使えば引き出しのようになり、奥にある物も取り出しやすくなりますよ。

また、扉の内側も収納スペースとして活用しましょう。ワイヤーラックを使って、ラップや調味料などのよく使う物を収納しておくと便利です。

2.引き出しタイプ

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引き出しタイプのポイントは、「立てる」こと。鍋ラックのような専用の仕切りや突っ張り棒を使えば、大きな調理器具も立てて収納できます。

小分けにしたいなら、ファイルボックスやケースを合わせ技として使ってみるのがおすすめ。掃除スプレーや液体調味料などの細長い容器をまとめたり、保存食をジャンルごとにまとめたりするのにぴったりです。

引き出しタイプは深さのある物が多いので、重ねるのを避け、上から見たときにひと目で物の場所がわかるようにしましょう。

多くの人が悩むキッチン収納。整理整頓が苦手な人にとっては、収納スペースをうまく使えず、物を置く場所に困ってしまうかもしれません。

しかし、特徴やポイントをおさえれば使いやすくなり、調理もスムーズにできます。収納術をうまく取り入れながら、キッチンをより快適に、自分らしく使えるように整えてみましょう。